バンカーバカばっか

銀行員の雑記

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日本の銀行は生産性が低い?

ろっぴーです。

 

銀行の研修って「これってやる意味あるの?」みたいなこといっぱいあるんですよ。とにかくムダが多い。古い日本の慣習を疑いもせずに踏襲している、そんな感じ。

 

いわゆる「生産性が低い」てゆーやつですね...

 

地銀の生産性は欧州の半分?!

 

日経新聞2017年4月20日付の朝刊でこんな見出しがありました。

「地銀の生産性 欧州の半分」

 

http://www.nikkei.com/article/DGKKASGC19H0B_Z10C17A4EE8000/

 

 

内容をざっくり要約すると

地銀行員一人あたりの業務粗利益が欧州の銀行員に比べて半分だよ!ってこと。

 

しょーじき驚かなかったですね〜というか、やはりな、と。

これ地銀に限らずメガバンクにも言えることです。というか、日経新聞はなぜメガバンではなく地銀を欧米銀行と比較したんだろう...記事のインパクト的にはメガバンクのほうが強い気がするんだけど。謎。

 

ぼく自身メガバンク勤務1年生なので、メガバンクに軸を移してお話しします。

 

原因は?

 

主にふたつ。

 

1.終身雇用と年功序列

 

日本雇用制度の闇、「終身雇用と年功序列」がやはり原因らしい。

 

・終身雇用によって会社は社員をクビにしにくいこと

年功序列によって無能な人でも勤続年数が長いと役席に就けてしまうこと

 

これらによって人件費がどんどんかさんで業務粗利益の足を引っ張っている

ってことですね。いかにも日本企業らしい原因ww

 

実際に3メガの財務諸表を見ればわかりますが

販売費及び一般管理費がかなりかかってるんですよ。この「販管費」は人件費の占める割合が大半なので利益の足を引っ張っているのは一目瞭然ですね〜。

 

2.類似サービスの多さ

 

もう一つ記事の中で言われていたのは、

欧米銀行に比べて類似サービスの取り扱いが多く、競争激化で収益があげにくいということ。

 

たしかにアメリカと日本の3大銀行を例にとってみると

アメリカのシティグループバンクオブアメリカJPモルガンチェースはそれぞれ主力事業が違うのに対し、

日本の三菱東京UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行はやっていることがそこまで変わらない印象を受ける。

 

これは地銀においても同じといえるでしょう。

 

まとめ

 

定年まで会社にへばりついてる役職つきおっちゃん達のせいで人件費がかさみ、若手の人材教育にお金がかけられない。結果、良い人材が育ちにくく生産性が上がらない。そして彼らもまた終身雇用制度の名の下に役職はもらえて定年まで意地でもへばりつく。

 

この悪循環をなくすためには終身雇用と年功序列をぶっ壊すしかないですね。

 

最近だとみずほ銀行に34歳の最年少支店長が誕生したとか。

こういった既成概念を覆していかないと欧米の銀行に勝ち目はないよね...